注文住宅への憧れ
せっかく家を建てるなら注文住宅に住みたいと考える人は多いです。
人生の中で家を建てるということは何度もありません。
だからこそ、自分たちの納得できる間取りの家を建てたいと考えるものです。
ただ、費用や土地のこともあり、完璧に理想通りの家が建てられるとは限りません。
また建ててから思っていた家とは違うと感じることもあります。
そこで、ここでは注文住宅を購入する際特に失敗しがちな間取りで失敗しないためのコツを紹介していきます。
間取りを考える前に事前確認を
間取りを考える前にまずはいくつか事前準備として考えておくべきことがあります。
これは家族がどのような希望を持っているかということ、資金としてどのくらい用意できるかということ、住みたい地域や依頼するハウスメーカーなどといったことです。
自分だけのエゴで家を建てることはできません。
家族みんなが納得して住むことができ、なおかつきちんとローンの返済ができるよう予算や生活のしやすさを考慮したうえで家の間取りを考えることが重要なのです。
また、将来設計もきちんと考えておきましょう。
間取りを決める際、子供部屋を作っておいてもいつかは子供は巣立ちます。
そうなったときに子供部屋が他の部屋として活用できるようにしておいたり、将来的に介護をするときのことを想定したりと今だけでなく長く使い勝手の良い家にしておくとリフォームの手間も最低限で済みます。
間取りを決めていく際のポイント
間取りで失敗してしまうとその家での生活が不便になってしまいます。
そこで生活動線を考えてスムーズに暮らせる間取りを考えていくことが重要です。
今住んでいる家で便利なこと、不便なことを書き出すと同時にたくさんの雑誌やインターネットでの情報をもとに自分たちにとってどのような家が住みやすいのかを考えていきましょう。
最近ではおしゃれな家を特集したインターネット記事も多いですし、SNSで自宅の写真を公開している人も多いです。
また高級住宅地の物件を見て、間取りやインテリアを見るのも参考になります。
そういったものを見て自分たちに取り入れたい間取り設計があればどんどんとメモをしておきましょう。
最終的にはプロの意見を大切に
自分たちがどのような家を作りたいというイメージがあったとしても必ずそれが実現できるとは限りません。
建築構造上不可能ということもありますし、予算の関係で無理ということもあります。
もちろん素人ですからそういったことは度外視にしてまずは理想の家を考えて問題ありません。
大事なことはそういった自分たちの意見をもとにプロから妥協案をきちんと聞いて自分たちが納得できるものを考えていくということです。
自分たちの希望することすべてを叶えることは難しいですから、優先順位を立てておくと建築士もそれを考慮したアイデアを提案してくれ理想の家を作りやすくなります。