実は幅が広いギャル系ファッション
今やファッションスタイルの一つとしてギャル系ファッションも定着しています。
渋谷や原宿にいる若者たちが作り出した文化を今では世界中の若い人たちがまねしているほどの定番ファッションとなっています。
元々のギャル系ファッションというのは髪を明るめに染めて派手なメイクをしている女性をイメージしますが今ではそれだけではありません。
流行とともにヤマンバやガングロといったタイプのギャルが出てきたのはもちろんですが、女性らしいスタイリングをしているギャルもいます。
ギャル文化もどんどんと進化をしているのです。
王道のギャルファッションである真ギャル
昔から多くの人がイメージしているギャルを真ギャルといいます。
盛り髪やカラコン、つけまつげが必須のアイテムであり、それ以外にも肌の露出は多めなタイプのファッションです。
現在は廃刊となっている小悪魔Agehaという雑誌にちなんでage嬢ともいわれていました。
こちらはキャバ嬢向けの雑誌でもあり、中には目頭切開などの二重整形を行っている人を公にしているモデルも多かったなという印象です。
このタイプのギャルは今ではあまり見かけません。
かなり減ってきていますがギャル文化発祥のきっかけとなったスタイルです。
ストリート系ギャルファッション
最近では今までのような女性らしいパステルカラーの洋服や短いスカートを履くだけでなくショートパンツやスタジャンといったストリート系のメンズライクな洋服を好むギャルもいます。
アメカジよりも少しおしゃれで洗練された印象であるヨーロッパ系のカジュアルテイストでまとめることが多く背の低めの女性が特に好むスタイルです。
大きめのパーカーを着たり帽子を被ったりと全体的にカジュアルテイストを取り入れつつも短めのズボンでバランスをとるようなスタイルを作っています。
ただ新たな文化としてアメカジを取り入れたスタイルのギャル系ファッションも増えており、そちらも人気を集めています。
多くの人が取り入れやすい姉ギャル
露出が少なめであり一般的なOLとギャルファッションの中間のようなスタイルを作っているのが姉ギャルです。
真ギャルのような王道のギャルファッションから卒業して姉ギャルに転向するという人も多く、最近ではギャル系ファッションの中でもニーズが広がっています。
洋服はOL風であるものの、メイクやネイル、アクセサリーはギャル感を残しているというのが特徴で、そういった部分にギャル感を残さないとオフィカジのようなスタイルになってしまいます。
ギャル系ファッションの中でも特にスタイリングが難しいファッションとしても有名です。
ギャルっぽさを残しつつも本人たちはギャルと言われることを嫌うためさりげなくギャル感を残すのが難しいのです。