ガサガサかかとになる原因
ガサガサのかかとが恥ずかしいと感じている女性は、少なくありません。
サンダルやミュールなど、かかとを露出するファッションがどうしても増える夏前には、かかとのガサガサをお手入れしたいという方が多いようです。
そもそも、かかとはどうしてはガサガサになってしまうのでしょうか?
かかとは、体の皮膚の中でも最も分厚く硬い部分と言われています。
それゆえに、ガサガサになったりひび割れしやすい部分です。
人間のかかとは、成長するとともにどんどん厚くなってしまいますが、それがかかとの硬質化と言われています。
立ち上がったり歩いていく中で体重を支えてくれるかかとは、圧迫や摩擦によって角質層がどんどん分厚く、そして固くなっていくのです。
角質細胞が層のように重なってきた角質層には、潤いを保ったり、外部の刺激から角質層の内側を守るという働きがあります。
分厚くなってしまったかかとは乾燥が進み、潤いがなかなか浸透しないので、ガサガサとしてしまいます。
また、かかとには毛穴がないということもガサガサしやすい理由の一つです。
皮脂を分泌する機能がないため、どうしても乾燥してしまいます。
通常は皮膚の表面から水分が蒸発すれば皮脂によって保湿作用が期待できますが、かかとには毛穴がないため、乾燥しやすいパーツと言えるでしょう。
ガサガサかかとのケア方法
ガサガサのかかとを効率よくケアするためには、まずやすりで削ってしっかりと保湿しましょう。
固くなってしまった角質はたまってしまうとなかなか落ちないので、一週間に1度から2度のお手入れがおすせめです。
お風呂でしっかりと柔らかくしてから、ヤスリやスクラブを使って表面の固くなっている部分を軽く削り取りましょう。
専用のフットスクラブを使えば、肌にダメージを与えることなく優しく角質を除去することができます。
くるくると円を描くくようになじませながらマッサージすれば、血流も良くなるのでおすすめです。
足の甲の黒ずみが気になる場合にも、同じように使えるので便利です。
フットスクラブやヤスリなどで古い角質を丁寧に取り除いた後は、しっかりと保湿しましょう。
表面に出ていなかった柔らかい角質が表面に出てくるため、いつも以上にたっぷりと保湿することが必要です。
パックのように化粧水をコットンにしっかりと浸し、かかとを包み込みましょう。
水分が蒸発しないよう、その上からラップをかけ過ごすのがおすすめです。
最後にクリームやオイルなどを使ってしっかり取って、潤いを閉じ込めます。
かかとはもちろんのこと、足裏全体や指にも丁寧に塗り込みましょう。
クリームやオイルで蓋をした後は、木綿やシルク素材の靴下をはいて、保湿効果を高めるのがおすすめです。