「豆乳で痩せるって本当?」
そんな疑問を抱いたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
ヘルシーっぽいし、美容にもよさそう。
なんとなく「飲んでおくとキレイになれそう」なイメージがある豆乳。
実際、ダイエット目的で取り入れている人も少なくないようです。
でも、「飲めば勝手に痩せる!」なんて夢みたいな話があったら苦労しないですよね。
今回は、豆乳がダイエットに向いている理由と、逆に「とりすぎ注意」なポイントをお伝えします。
「ダイエットによさそう」なイメージがある豆乳
まず、豆乳がダイエット向きと言われる理由は主に以下の3つ。
- たんぱく質が豊富で腹持ちがいい
- イソフラボンが女性ホルモンに似た働きをする
- 便通の改善につながることがある
特に朝食や間食を豆乳に置き換えると、余計なカロリーを減らしやすいという声もあります。
しかし、あくまでも「ちょっと食欲おさえられたかも?」くらいのゆるい効果を期待するのが現実的です。
とりすぎると逆効果かも?気をつけたいポイント
豆乳はヘルシーなイメージがありますが「飲めば痩せる」というわけではありません。
とりすぎてしまうと逆に不調につながる可能性もあるので注意が必要です。
特に気をつけたいのが以下の点。
-
カロリーが地味にある
→ 無調整豆乳でも100mlあたり40〜50kcal前後。飲みすぎれば当然カロリーオーバーに。 -
イソフラボンの摂りすぎ問題
→ イソフラボンはホルモンに似た働きをするため、過剰摂取で生理不順などを招く可能性も。 -
「豆乳飲んでるから大丈夫」という油断
→ 意識高い系の落とし穴あるある。「飲んでるからOK」で、他の食事が乱れたら意味ナシ
つまり、豆乳はあくまでも補助。
ダイエットの主役にするより、「ちょっとだけ助けてくれる存在」くらいがちょうどいい距離感です。
無理せず、美容と健康の味方に
じゃあ、結局どうやって取り入れるのが正解なの?って話ですが、ポイントはシンプル。
- 1日コップ1杯(200ml前後)を目安に
- 調整豆乳よりは無調整豆乳の方が◎(甘さがないぶん余計な糖分を避けられる)
- 朝の置き換えや、間食代わりにゆるっと続ける
豆乳が苦手な人は、スープに混ぜたり、コーヒーに加えたりしてもOK。
無理なく取り入れられる形で続けていくのがポイントです。
繰り返しますが、豆乳だけでダイエットが成功する…なんてことは正直ありません。
でも、「ちょっと間食を減らせた」「お通じがよくなったかも」といったちいさな変化を後押ししてくれる存在にはなり得ます。
大事なのは、適量を摂ること。
美容も健康も、無理なく続けられるペースがいちばんです。