ドライフラワーの作り方
最近、インテリアショップやおしゃれなカフェなどでドライフラワーがよく飾られています。
部屋が一気に素敵な雰囲気になり、おしゃれなディスプレイとして家庭でも人気になっています。
生け花と違って、お手入れも少なくある程度の期間飾ることができるのでドライフラワーはずぼらさんにも人気です。
ドライフラワーを使うことで、気軽に生活に植物を取り入れてみてはいかがでしょうか?
ドライフラワーを作るには、まず花を夕方か朝のうちに収穫しましょう。
昼間は、水分量が下がりやすくなるからです。
花屋で購入した生花をドライフラワーにする場合も、育てた花をドライフラワーにする場合も、一度しっかり吸水させることが大切です。
そして、花が新鮮なうちにドライフラワーを作りましょう。
直接日光の当たらない風通しのよい場所を選び、乾燥場所にしましょう。
いらない葉っぱをきれいに取り除き、花の部分を下にして吊り下げていきます。
多くの花を一度に吊り下げてドライフラワーを作ろうとすると、乾燥するのに時間がかかります。
吊り下げてから1・2週間で、ドライフラワーの完成です。
ドライフラワーの鑑賞期間
ドライフラワーの鑑賞期間、つまりドライフラワーが綺麗に色を出した状態で楽しめる期間は、約3ヶ月から半年ほどです。
ただし、同じ時期に作ったドライフラワーでも、置いている場所の環境や種類などによって色の抜け方が全く異なるので、一概には言えません。
長い間飾っているとドライフラワーに埃がかぶったり汚れがついたりするので、定期的に清潔を保つメンテナンスも大切です。
風通しが良く直接日光の当たらない場所に置くと、ドライフラワーが長持ちします。
ドライフラワーに向いている花
ドライフラワーに向いている花には色々とありますが、代表的なのはバラです。
新鮮なバラを買ってきてドライフラワーにしてしまえば、一年を通して素敵なバラを自宅で楽しめます。
バラの色がきれいに出ている状態で、ドライフラワー作りの作業を行いましょう。
蕾が固すぎる状態は早すぎますが、あまりにバラが咲ききってしまうと、色がきれいに出ません。
生花よりも少し黒っぽくなる傾向があるため、ドライフラワーをにする場合には仕上がりをイメージして、仕上がり時の好みの色よりも、少し薄めの色を選ぶのがおすすめです。
また、短期間で仕上がりがとてもきれいなドライフラワーができるのはビオラです。
シリカゲルを使ってドライフラワーにすることで、とても色も綺麗でおしゃれなインテリアとして大活躍すること間違いなしです。
草花の代表であるビオラを使ったドライフラワーは、初心者にもおすすめです。
スパイスとしてよく使用されるオレガノも、ドライフラワーにすることができます。
夏頃にピンクの花が咲くため、蕾の時、もしくは開花して間もない頃を狙ってドライフラワーにしてみましょう。
開花すると淡いピンクになるオレガノは色が出やすく、綺麗なドライフラワーが作りやすい種類です。