換気扇交換の目的
毎日のように利用する換気扇は、定期的に交換する必要があります。
交換のタイミングは、換気扇本体からきしむような音がするときや、換気扇の動作が遅くなった時などです。
調子が悪い状態で無理して利用すると換気扇が壊れて大惨事に繋がる恐れがあります。
また、汚れが酷い場合も注意が必要です。
自力で掃除するのが難しいほど汚れてしまった場合、そのまま利用していると故障の原因に繋がる他、嫌な臭いを発生させ、室内に嫌な香りを拡げる原因に繋がります。
長年使っている換気扇の場合は特に、掃除をして汚れを落としても臭いが残ることもありますので、異常を感じたら出来るだけ早く交換するようにしましょう。
換気扇の種類
換気扇にはいくつか種類がありますので、ご家庭に合ったタイプを選んで設置をします。
タイプによっては交換のプロを呼ばないと難しいですが、一般的な直接排気式のプロペラファンの場合、素人でも気軽に交換可能です。
換気扇交換を自力でする際には換気扇のサイズや使われているメーカーをチェックしましょう。
タイプにもよりますが部品そのものは3千円前後で販売されていることが多いので、本格的な故障をする前に交換した方が安心です。
自分で交換する方法
換気扇交換を自分でする際にはまず、ご家庭の換気扇と同じタイプの換気扇パーツを用意します。
プロペラやレンジフードの種類など、メーカーと型番を調べると分かりますので、交換パーツを準備してから作業を行ないましょう。
まずは作業中に誤ってスイッチが入らないように、換気扇のコンセントを抜きます。
コンセントが分からない場合は換気扇が繋がっているブレーカーだけオフにするなどして、作業中に絶対に動かない環境を整えてください。
換気扇のスイッチを完全にオフに出来たら、換気扇カバー、スピンナー、プロペラを外します。
それぞれ-ドライバーなどの工具が必要な場合もあれば、スピンナーを一定方向に回さないと取れないなど、外し方がありますので、無理矢理外して故障しないようにチェックしましょう。
それぞれのパーツを外したら換気扇本体を止めているネジを外して、本体を壁から取り外します。
古い本体を無事に外したら、新しい本体をはめ込んでいきます。
枠は壁に残して置いたまま、本体に繋がっているコードをコンセントまで伸ばし、調節してからはめてください。
コードを扱う際には丁重に扱わないと断線やコードから発火する恐れがありますので、充分注意が必要です。
本体を取り付けたら、プロペラ、スピンナーをつけ、カバーをつける前に動作テストを行ないます。
問題がなければそのままカバーやフィルターをつければ、換気扇交換終了です。